ホームインスペクション

JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格試験の勉強方法

JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)資格を受験してみたいんだけど、難しいのかな?

本試験を独学で勉強をして、一発合格した私が勉強方法や試験概要について解説します。

ホームインスペクターの勉強方法

試験の難易度について

まず、筆者ですが、一級建築士の学科試験の勉強をしたり、建築現場での経験がありました。

そのため、資格試験の勉強法や建築現場の基礎にかんする知識はあったため、無事に一発で合格できましたが、なめてかかると不合格になると思います。

思っていたよりも、難しい試験でした。理由は後述します。

勉強方法

私の勉強方法を紹介します。

私の場合ですが、2カ月前にテキストを購入して、1週間前から焦って過去問を2周ときました。

この時点で過去問は8割正解できました。

もう少し正答率を上げたかったですが、時間がなく(勉強の計画が甘く)本番に臨みました。

なお、テキストはAMAZONで購入ができます。

しかしながら、過去問題集はホームインスペクターズ協会のホームページのみで購入が可能です。

通常の試験であれば、過去問を10年分やればある程度安心して試験に臨めますが、本試験は歴史が浅いため、テキストを一とおりは読むことをお勧めします。

試験について

試験方法(CBT)

CBTとは「Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)」の略称で、コンピュータを使った試験方式のことです。

受験場所は自分で選択することができて、私は近所の駅前の資格学校で受験しました。

イオンの中にあるような資格学校でも受験できるようです。

パソコンが一台ごとに簡易な間仕切りで囲われており、受付後に個人個人がパソコンに案内されて受験する形でした。

他の試験を受けている方もいて、試験中も後方でゴソゴソと移動があったため、少し気が散りました。

試験スケジュール

2022年度は年に4回 試験が実施されました。

2022JSHI資格試験スケジュール(https://www.jshi.org/)

試験の内容

①建築、②診断、③不動産、④倫理の4項目から出題があります。

①建築にかんしては、建築士の試験がいかせるため、何とかなりました。

②診断にかんしては、現場監督としての現場経験の知識をいかすことで、何とかなりました。

③不動産にかんしては、不動産取引時の宅建業法についての問題で正直自身はありませんでした。

④倫理にかんしては、常識的に回答の肢をしぼれたため、何とかなりました。

全体的に今までの勉強や現場での知識をもとに肢をしぼることができました。

ただし、③不動産にかんしては5問のうち3問正解できたか不安が残っていました。

受験者の皆さまも得意分野と不得意分野があるかと思いますので、不得意分野にかんしてはより対策をされて望まれたほうが良いかと思います。

参考までに2022年12月に実施された試験の点数を示します。

この「合格基準点」が合格の難易度をあげていると感じました。

待ちに待った合格発表


合格発表は協会ホームページにて発表され、全員に合否の郵送も行われます。

ちなみに試験の合格発表はCBTの受験予約NOで発表されます

この「受験予約NO」ですが、メール等を探しましたが、見つかりません。

CBTの試験会場で渡されるA4の紙にしか記載されていないのではないかと思いますのでお気を付けください。

私はどこに自分の「受験予約NO」があるのか探すのに苦労しました。

さいごに

勉強法としては、テキストと過去問を購入して、過去問が8割以上正解できるようになれば良いと思います。

もし次回の試験の申し込みが間に合えば、今しましょう!

このブログをきっかけに試験を受験してくださる方がいれば幸いです。

試験勉強頑張って下さい。

  • この記事を書いた人
ishitarou

いえたろう

ホームインスペクション(住宅診断)や住宅の現場監督をしています。 保有資格:一級建築士。ホームインスペクター。

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